2026.10.11
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「何畳ほしい?」の前に考えたい、後悔しにくい部屋の広さの決め方
※画像はAIで生成したイメージです。
こんにちは。K’Sプランニングの北條です。
家づくりのご相談をしていると、「LDKは○畳ほしい」「子ども部屋は○畳くらいでしょうか」といったお話がよく出てきます。
間取りを考えるうえで、畳数は分かりやすい目安です。ただ、数字だけを見て広さを決めてしまうと、完成して家具を置いたときに「思っていた感じと少し違う」となることがあります。
私の住宅営業としての経験では、部屋の広さは図面上の数字だけで決めるのではなく、実際の空間を体感し、置きたい家具や暮らし方まで一緒に考えることが大切だと感じています。
今回は、部屋の広さを決めるときに確認しておきたい三つのポイントをご紹介します。
先に「何畳必要か」を決めなくても大丈夫です
LDKの広さを考えるとき、本当に確認したいのは畳数だけではありません。
たとえば、同じLDKでも、そこでどのように過ごしたいかによって必要な空間は変わります。
大きなダイニングテーブルを置きたいのか。ソファで家族がくつろぐ時間を大切にしたいのか。子どもが宿題をする場所もつくりたいのか。来客が多いのか。
寝室であれば、ベッドの大きさや台数だけでなく、テレビや収納、椅子を置くのかという点も確認しておきたいところです。
数字を決めてから暮らしを当てはめるのではなく、「この部屋でどう過ごしたいか」を整理し、そのために必要な広さを考える。一つの考え方として、この順番をおすすめしています。
実際の空間で広さを体感してみる
私の経験では、図面を見ながら広さを説明するだけでなく、モデルハウスなどの実際の空間を見ていただくことを大切にしてきました。
図面上では同じように見える広さでも、家具の大きさや配置、収納の位置、部屋の形、動線などによって、感じ方が変わるためです。
そのため、モデルハウスを見学するときは、内装の好みだけでなく、次のような点にも目を向けてみてください。
- ソファとテレビの間は、どのくらい離れているか
- ダイニングの椅子を引いても、後ろを通れるか
- 収納を開けたときに、人の動きと重ならないか
- 家族が同時に動いても、窮屈に感じないか
- 置かれている家具は、自宅で使う予定のものと同じくらいの大きさか
「広い」「狭い」という感覚だけで終わらせず、家具や人の動きと一緒に確認することで、自分たちに必要な広さが見えやすくなります。
見たい広さがないときは、寸法と家具を再現する
確認したい広さと同じ部屋が、いつもモデルハウスにあるとは限りません。
そのような場合、私はメジャーなどを使って床におおよその寸法を示し、空間の大きさを確認してもらっていました。
ただし、床の寸法だけでは、壁に囲まれた感じや家具を置いた後の余白までは想像しにくいものです。そこで、置きたい家具の寸法を確認し、3Dのイメージも併用すると、より具体的に考えやすくなります。

家具については、「ソファを置く」「ダイニングテーブルを置く」という情報だけでなく、できれば実際の商品寸法まで確認します。
同じ四人掛けのテーブルでも大きさはさまざまです。新居へ持っていく家具が決まっている場合は、幅・奥行き・高さを測っておくと、間取りの打ち合わせがより現実的になります。
一つの部屋を広くすると、別の場所にも影響します
建物全体の面積が同じであれば、一つの部屋を広くした分、ほかの部屋や収納、通路などに使える面積は少なくなります。
だからといって、部屋を広くすることが悪いわけではありません。大切なのは、何を優先し、どこでバランスを取るかを理解して選ぶことです。
LDKを広くしたい場合には、その分をどこで調整するのか。収納は足りるか。家事動線に無理が出ないか。個室の使い方に影響しないか。
希望する部分だけを見るのではなく、家全体のつながりとして確認してみてください。
広さを決める前の四つのチェックポイント
最後に、間取りの打ち合わせで確認しておきたいことをまとめます。
- その部屋で、誰がどのように過ごすのか
- 置きたい家具の大きさと配置が決まっているか
- 近い広さの実際の空間を体感したか
- その部屋を広くした場合、家のほかの部分にどのような影響があるか
部屋の広さに、すべてのご家族に共通する一つの正解があるわけではありません。
「何畳あれば十分か」だけでなく、「その空間でどのように暮らしたいか」を考え、実物や家具の寸法を確認しながら決めていく。これが、完成後の行き違いを少なくする方法の一つだと考えています。
まとめ
間取りを検討するときは、図面上の数字だけで判断せず、そこで過ごす毎日の様子まで想像してみてください。
北條
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