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2025.10.27

【徳島新築コラム】理想の間取りを見つけるために大切なこと

徳島県内(徳島市、鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市、板野郡、その他エリア)で
新築住宅をお考えの皆さま、こんにちは。

 

マイホームを建てるとき、多くの方が夢を膨らませながら間取りを考えていきます。しかし、情報を集めるほどに選択肢が増え、どうすればいいのか分からなくなってしまう方も少なくありません。いわゆる「間取り迷子」の状態です。

せっかく建てる家ですから、暮らしやすさを実感できる間取りにしたいものです。そのためには、ご自身やご家族の生活スタイルをしっかり見つめ直すことが何より重要になります。今回は、間取りづくりで迷わないためのポイントと、生活スタイル別のヒントをお伝えしていきます。

 

間取りづくりで気を付けるポイント

見た目の美しさや広さに惹かれて間取りを決めてしまうと、住み始めてから「思っていたのと違った」という事態になりかねません。間取りを考えるときには、次の4つの視点を忘れないようにしましょう。

まず考えたいのが家族構成です。家族の人数や年齢によって、必要な部屋の数や使い方は大きく変わってきます。小さなお子さまがいるご家庭では子育てのしやすさを第一に考える必要がありますし、お子さまが成長してきたらプライバシーを守れる空間も必要になってきます。

次に、趣味や休日の過ごし方も大切な要素です。家は単に生活するだけの場所ではなく、楽しめる空間でもあるべきです。映画鑑賞が好きな方ならシアタールームを設けるのも素敵ですし、友人を招くのが好きな方なら、ゆったりとしたリビングや来客用のスペースがあると理想的です。

家事動線と収納の観点も欠かせません。毎日の洗濯や料理の流れを具体的に思い浮かべながら、無駄な動きが少ない動線を考えることで、日々の暮らしがぐっと楽になります。また、持ち物の量に見合った収納を、使いやすい場所に配置することも快適な生活につながります。

そして最後に、将来のライフプランを見据えることも重要です。結婚、出産、お子さまの成長、老後の生活など、これから起こりうるライフイベントを想定しながら間取りを考えることで、長く住み続けられる家になります。

 

ライフスタイルに合った間取りとは

生活スタイルによって、間取りで重視すべきポイントは変わってきます。ここでは、いくつかの代表的なパターンをご紹介します。

■ 共働きのご夫婦の場合
お仕事をされているご夫婦にとって、家での時間は限られています。だからこそ、家事を効率よくこなせる動線づくりが重要になってきます。キッチンから洗濯機、物干しスペースまでの移動がスムーズだと、忙しい毎日でも家事の負担を減らせます。

パントリーや大容量の収納スペースを確保しておけば、日用品をまとめ買いできるので買い物の回数も減らせます。また、リモートワークをされる場合は、リビングとは別にワークスペースを設けることで、仕事に集中しやすく、お互いが快適に過ごせる環境をつくれます。

 

■ お子さまがいるファミリー
小さなお子さまがいるご家庭では、キッチンから子どもの遊ぶ様子が見える開放的なLDKが安心です。家事をしながらでも目が届くので、安全を確保しやすくなります。

お子さまの成長とともに部屋数が必要になることを考えて、仕切りを動かせる可変性のある間取りにしておくと将来的に便利です。また、思春期になると家族とのコミュニケーションが減りがちですが、リビングを通って各部屋に行く動線にしておけば、自然と顔を合わせる機会が増えます。

 

 

■ 二世帯で暮らす場合
二世帯住宅では、どの空間を共有し、どこをそれぞれの世帯で分けるかのバランスが鍵になります。特にキッチンやお風呂などの水まわりは生活の中心となる場所なので、配置や共有の仕方について家族間でよく話し合っておく必要があります。

朝型の生活をする世帯と夜型の生活をする世帯では、起きている時間帯が異なることもあります。お互いの生活リズムを尊重しながら、音が気にならない配置を考えるなど、具体的な日常生活をイメージしながら間取りを決めていくことが、快適な二世帯住宅づくりの秘訣です。

 

■ 自宅で仕事をする方
リビングの一角で仕事をしようとすると、家族の話し声やテレビの音などが気になって集中しにくいものです。できれば独立したワークスペースを確保することで、仕事の効率が上がります。

また、仕事とプライベートのメリハリをつけるためにも、仕事の空間と生活の空間を分けられる間取りが理想的です。スペースに限りがある場合は、収納の一部をワークデスクにできる一体型の設計にすると、限られた面積を有効に使えます。

 

間取り迷子にならないための心得

理想を詰め込みすぎて迷子にならないために、いくつか心に留めておいていただきたいポイントがあります。

まず、今の暮らしだけでなく、3年後、5年後、10年後の生活を具体的に想像してみてください。「絶対にこうなる」という確約ではなく、「こうなるかもしれない」という可能性を考えておくだけで、長期的に快適な間取りをつくりやすくなります。

また、家族構成やライフスタイルは時間とともに変化していくものです。仕切りを動かせる設計にしたり、収納に窓をつけて将来的に部屋として使えるようにしたりと、変化に柔軟に対応できる工夫を意識しておくと安心です。

 

一緒に理想の間取りを考えませんか?

間取りは、毎日の暮らしやすさを左右する重要な要素です。だからこそ、しっかりと考えて決めたいものですが、一人で悩んでいても答えが見つからないこともあります。

私たちは、お客様一人ひとりの生活スタイルやご要望をじっくりとお聞きしながら、本当に快適に暮らせる間取りをご提案しています。実際の施工事例もご覧いただけますので、具体的なイメージも持ちやすくなります。

「こんな暮らしがしたい」という想いがある方も、「何から考えればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたの理想の住まいづくりを、私たちが全力でサポートいたします。ぜひ一度、店舗まで足を運んでみてください!